地形地質に目を向けたガイドツアーを考える 霧ヶ峰

研修の概要

  • 研修の目的:地質の専門家から地形地質目線で霧ヶ峰を解説できる話やポイントを歩きながら学び、知識を深める
  • 開催日時:2023年7月10日(月)9:00〜15:00
  • 場所:霧ヶ峰(鷲ヶ峰、八島ヶ原湿原、旧御射山神社)
  • 参加人数:16名

研修内容

4年ぶりにいいづな歴史ふれあい館館長の富樫均氏に講師をお願いして、霧ヶ峰を地形地質目線で解説してもらいながら歩いてきました。
富樫氏にはこれまで黒斑山、北横岳、入笠山でも同様な研修を担当していただき、全てに参加している方が今回16名中4名いたリピーターも多い人気の研修です。

自己紹介の様子

集合時は雲が厚くガスもかかる天気でしたが、鷲ヶ峰の稜線に登り上げると霧ヶ峰の全貌が見えてきたドラマチックな展開になりました

ガスが取れてきて全貌が見える霧ヶ峰


その展望を見ながら富樫さんの解説は「霧ヶ峰火山の古い地形」というところから始まりました。興味深い話にいろいろと質問が飛び交いましたが、丁寧に答えていただきました。
地学は年代も規模もスケールが大きく馴染み難い分野ですが、それを噛み砕いて分かり易く解説してくれるので参考になります。

鷲ヶ峰山頂は解説していただいたポイントがよく見える展望の良い場所です。改めて景色を見ながら確認しました。

鷲ヶ峰山頂にて

八島ヶ原湿原まで下りて、高層湿原を間近に見ながら旧御射山神社へ。地形を活かした桟敷跡や祭り事の際のかわらけも見ることができました。

八島ヶ原湿原の高層湿原

最後に昨年リニューアルした霧ヶ峰自然保護センターを見学。リニューアルの中心になった担当者の方から展示で大事にしていることなどお話を伺うことができました。

霧ヶ峰自然保護センターでの一コマ

山歩き初心者でも気軽に歩ける霧ヶ峰はニッコウキスゲやレンゲツツジなどの花が有名ですが、歴史、文化、地形地質などいろいろな視点でガイディングができるような研修となりました

6月研修 『身近な症例から学ぶ傷病者を発生させないための予防法と発生時の初期対応』

研修の概要

  • 研修の目的:登山中の身近な怪我や病気の基本知識を身につけ、発生させないための予防法をまなぶとともに、発生時の初期対応実践力を身につける。
  • 開催日時:2023年6月25日(日)9:30~15:30
  • 開催場所:アイプラザ豊橋
  • 参加者:8名

研修内容

ファーストエイドとは?
急な病気やけがをした人を助けるためにとる最初の行動。
危急時に対応できることはガイドとしては大事なこと。しかし、その前に・・・。傷病者を発生させないことの方が、もっと大事ではないでしょうか?
登山ガイド、兼、山岳看護師である講師から、まずは、山中ではなく、都市部での症例を紹介しました。

どうして、そのような症状が起きたのか、参加者の皆さんで考えてもらい意見を出し合った後、講師より根拠となる基礎的な病態生理について説明しました。日常生活でもある都市部での体の変化をおさえた上で、山という自然環境、登山という負荷が、さらにどのような体の変化をきたすのか、参加者の皆さんに考えてもらい、意見を出し合いました。山では小さなトラブルが重大事故につながる恐れもあります。
6月の研修開催だったため、夏山シーズンに向けて、午前中は、脱水症、熱中症について考えました。脱水症から、高山病にもなりやすく、判断力の低下、体力消耗による滑落、転倒、骨折をも引き起こします。

WBGT(暑さ指数)
ガイド登山の時は持参しませんが、講師が山中での大会、救護チームとして入る時は持参。
研修当日は風も吹いていて、過ごしやすい1日でした。

身近な実際にあった症例の1つ1つをアセスメントしました。ガイドとして何を考え顧客へ声かけするか、ガイドとしての役割、予防方法は?今後の登山行動計画は?ガイド視点で考えました。
症例を通して、基礎的な病態生理をおさえた上で、参加者のガイド達、ひとりひとりの経験談を共有しました。静岡山岳自然ガイド協会所属のガイド達は、いろんなバックグランドのメンバーがいるからこそ、いろいろな意見が出ます。会員ひとりひとりがもつ経験談は生きた教材となります。
ガイドは、まずは山岳遭難を起こさないように自ら予防すること、もし、予測外のことが起こってもセルフレスキューできるようにすることが大事です。しかし、それでも不測の事態が起こってしまったら・・・。自分の顧客ではなくても、山で傷病者を見かければ対応せざるをえないです。その時の対応方法についても、確認しました。救助を要請する時の判断についても確認しました。
そして、手の負傷や、足の負傷があるにも関わらず、自力下山することになった時の、固定方法は?スピーデイにできて、シンプル、確実であり快適であること。しかも、傷病者がバランスを崩すことなく、安全に下山できる方法。それぞれの工夫を持ち寄り、そして傷病者側の感想も意見交換して共有しました。

静岡山岳自然ガイド協会は、和気藹々とアットホームな雰囲気の中、研修を通して、お互いに意見交換しました。会員メンバーとともに一緒に自己研鑽ができるところがよいところです。
 お客様の安全を保障するためには、ガイドだけでなくお客様自身の意識も大切です。ガイドがお客様にわかりやすく説明するためには?ガイドが自ら行動で示したり、イメージしやすいように日常生活に置き換えて顧客へも説明します。例えば、血液と宅急便の話や、脳とゆで卵の話(笑)。
安全を保障し、お客様に山で楽しんで頂けるように、真剣に考え、意見交換した研修となりました。

20230521自然解説スキルアップ研修

2023年5月21日に「自然解説スキルアップ研修」を実施しました。その時の内容となります。

研修の概要

  • 研修の目的:ガイディングに不可欠な伝える技術(自然解説)を特に山頂を目指さ  ず山を楽しむ観点で実施した。また、昨今注目されているSDGsを意識し、今回の研修と合致するようなゴミ拾い(清掃活動)をしながらの研修とした。
  • 実施日:2023年5月21日
  • 場所:富士山麓(三湖台周辺地形)
  • 参加人数:7人

研修の詳細

5月21日(日)に「自然解説スキルアップ研修」を富士山北麓で実施しました。研修のサブテーマは、ガイドツアーとSDGs

ネイチャーゲームを通じて自然に触れあいます

山の豊かさを守る」をテーマに、ガイドとして何ができるかを共有し、フィールドのゴミ拾いで実践しました。

木の気持ちに成りきります!

楽しさ”をお客様に提供する上で何がポイントなのかをアイスブレイクゲームやネイチャーゲームなども盛り込んで、よりお客様に興味(自然解説)を持っていただく術を学びました。これからは「よりサービス性の高い案内」が求められるなかとても内容の濃い研修でした。

あるガイドによって二刀流と名付けられた木

5月12・13日 春の上高地「自然解説研修会」

5月中旬上高地は春まっさかり。高山の残雪はだんだん減り、間もなく夏山シーズンを迎えます。

春真っ盛りの上高地

今年の上高地の雪解けは早く、よく探すとカラマツ林の日蔭に少しだけ残雪を残すのみ。

夏の登山シーズン真っ盛りになると、上高地ターミナルでバスを降り、涸沢、槍・穂高をまっしぐらに目指し、上高地はただ通るだけという登山者は多いです。

ガイドの中でも、『横尾から先が本番なので、そこからはお客様にいろいろ話すのですが、上高地は通りすぎるだけなのであんまり説明するものがないんだよ』という者は正直多いと感じています。

約10㎞、見るべきポイントはいっぱいあります

今回はそんな上高地の見どころを、ガイド同士で見つけ合う研修を行いました。

河童橋で、ひとり物思いにふけるサル吉君
上高地の基部を構成するジュラ紀の地層

上高地には日本列島がまだ大陸とくっついていた時代の地層から、槍穂高超火山がカルデラ噴火した際の溶結凝灰岩層、世界一若い花崗岩とされる滝谷花崗閃緑岩など、いろいろな地層が見られます

ガイド同士、意見を交わします

ガイドは人が暮らした歴史、動物、植物、気候、風土など、様々な情報をインプットして、上高地をお客様にご案内します
これからの季節、いつもとは一味違う目線で上高地を楽しんでみてはいかがでしょうか。

備えあれば患いなし「危急時対応技術研修会」

2023年4月8日

静岡山岳自然ガイド協会では夏山シーズン前に、事故に対する備えとして、危急時対応技術と応急手当を毎年研修しています。

滑落した人を引き上げる訓練
滑落した人を引き上げる訓練


事故について学ぶこと、事故に遭遇した際に対応できる技術、それらは錆びないように毎年訓練することが肝要です。

山中で倒れている登山者を発見した時の初期対応訓練の様子
山中で倒れている登山者を発見した時の初期対応訓練の様子


学び続けることによって、山岳事故を極限まで減らすガイド山行ができると考えています。
それでも遭遇する確率があるのが遭難事故。自分のパーティーで起こさなくても、山中で遭難事故に遭遇する可能性は常にあります。

外傷や骨折などへの応急手当の研修
外傷や骨折などへの応急手当の研修

信頼されるガイドを目指して、私たちは常に学び続けます。

バックカントリースキー研修会

北信越の山々はバックカントリー(BC)スキーエリアとしても人気があります。
今回は3月3日に妙高赤倉山でBCスキー研修を行いました。

前日雨から雪に変わり、当日は新雪が積もり濃いガスの中で始まりました。
楽に登れるようなルート取りを考え交代しながら登り、途中で積雪断面観察とコンプレッションテストをして登り滑りで留意することを全員で確認。

登るにつれてガスが薄れ、青空も出て素晴らしい雲海と周りの山々を見ることができました。

雪質の変化を注意しながら滑走、途中で引き上げや雪崩埋没者捜索練習なども行い、時間いっぱい使った研修となりました。

担当ガイド:杉本晴美

ガイド再開に向けて

はじめに、新型コロナウイルスにより罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

今回の世界的新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により、社会構造、経済が大きく変化し、それに対応する新しい生活様式の確立が必要になりました。今後、登山も新しい視点からの活動指針が必要となると思われます。

勿論ガイドの仕事の第一の目的は、事故防止、お客様の安全を最優先に山を案内するということにあります。今日まで山の事故の多くの原因、道迷いや転倒・滑落・転落を防ぐためにガイドは最大限の努力をして参りました。そして、これからは「感染予防」という観点からも配慮が必要とされる状況になると考えております。

現在、NPO静岡山岳自然ガイド協会では、所属する公益社団法人日本山岳ガイド協会・コロナ対策プロジェクトチームによる「新型コロナウィルス感染症対策のための業務再開ガイドライン」に則り、各ガイドがお客様を安全に山をご案内できるよう準備をしているところです。その一部をご紹介します。(※ブログ内容へ)

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※本ブログの集まりはNPO静岡山岳自然ガイド協会の公式研修会ではなく、同ガイド協会所属ガイドによる独自の集まりです。お客様へ安全な登山をご案内するためにガイド自身が独自に準備をしている前向きな活動です。

新型コロナの自粛解除も段階的に行われてきている現在、どうもどこの小屋が閉鎖とか登山バスが運休とか暗いニュースに一喜一憂していることが多いと感じ、このままコロナに圧倒されているだけでなく、少しでも前向きになれるように甲府盆地に住むガイド仲間で集まりました。

それぞれの登山ガイドが業務再開に向けての準備状況と、どうコロナと付き合って登山をして行くかという内容の情報交換。場所は韮崎市の甘利山。
この時期おすすめの素晴らしいコースを歩いてきました。
山の中は全く問題がないとして(ソーシャルディスタンスという問題はありますが)、やはりお客様と合流時のチェックから話し合いました。

・なるべく現地集合解散。
・リハビリ登山という表現が出た(久しく登ってないのでレベルを落とすという意味)
・過去2週間の体調チェックと当日の検温
・様々な消毒剤(山の中での手洗いは難しい)
・パルスオキシメーター(隠れた肺炎の発見、富士登山の時などにも使う)などなど

        
写真左から収納バッグ、除菌スプレー、アルコール除菌液、体温計、非接触型体温計、パルスオキシメーター、ゴム手袋。

   
非接触型体温計はおでこ以外でも計測出来ます。

  
アルコールアレルギーがある人にはこんな除菌スプレーもあるんですね。


マスクも様々です。

  
登山道が通れるようになって掲示された山梨県の注意喚起の案内

  
ガイドの話だけでは余りに色がない為、花の写真を少し。情報交換の途中に見かけたササバギンラン。

  
このあたりでは珍しいヤマブキソウ。


朝の合流時のチェック以外の話題の中心は、やはりマスク問題。


意識しているときは離れていても、ピンポイントの話題の時は思わず距離感を忘れてしまいがちになります。地形図の変化を確認している写真。よほど意識していないとソーシャルディスタンスは守れないということが良くわかります。加えて行動中のマスクはかなり無理だろうということで意見は一致。

  
クリンソウが咲き乱れる大笹池。イワナのジャンプとそれを狙うトンビに見とれました。

 
レンゲツツジが咲きはじめた甘利山


宿泊の山小屋も今までとは違います。宿泊を伴う山行では、個人装備に寝袋とマットが加わるかもしれません。だとしたら一人一張りのテントをガイドが準備すれば山行の自由度は上がるかも?ということで軽量テントを3人分張って、雨予防のタープを張ってみるということもやってみました。


540gの超軽量テントです。
ガイドも新しいコロナと付き合いながらの山登りの準備をしています。
山に行きましょう!

静岡山岳自然ガイド協会
三上 浩文

積雪期ルートガイディング安全管理研修会

2019年度 研修 積雪期ルートガイディング/安全管理技術研修(1/17)

積雪期のルートガイディング及び安全管理技術(アイゼン歩行、ピッケルの使い方)の講習会を富士山の麓で実施しました。
目的はこれから積雪期のガイドを目指すためのスキルアップ、技術の確認などです。今冬はどこの山域でも雪不足で、やや雪の量に関しては不満でしたが、和気あいあいの雰囲気のなか、無事に終了しました。

当日のお天気は曇天から降雨か降雪かもしれない微妙なお天気でした。実は研修はこの時点で始まっており、天気によって装備をどのように準備するのか、お客様にどう配慮するのか。積雪期には多くの思考が必要です。幸い現地に到着してみるとなんと富士山が顔を出してくれました。


歩き出しは横移動の樹林帯です。一見歩き易そうですが、積雪期にはルートを見誤る可能性が
あるので慎重にルートファインディングをしていきます。自然解説も無積雪期に比べると格段に自然素材が少なくなるので、経験と知識がさらに必要になってきます。このため、一番目立つ針葉樹にスポットを当て、見分ける術を共有しました。基本はよく観察(違いを見極める)するのが見分けのポイントです。

ちくわのような空洞のある不思議な倒木。


ピッケルを使った登降や滑落停止のトレーニングです。


積雪期におけるガイディングは、何よりも体力が必要です。アイゼン、ピッケルなどを利用して歩くことは、無積雪期に比べてはるかに体力を消耗します。登山靴も重く、斜面のトラバース、直登、ジグザグに登降するなど安全に行える技術が求められます。この技術は自分が出来るということではなく、安全に顧客を案内出来る技術でもあります。そのためには、常にトレーニングと学習が必要です。
今回は特に学び多き研修でした。

担当ガイド:大嶽和彦(おおたけ かずひこ)

2019年度主催事業「地図読み」講習会②

静岡山岳自然ガイド協会×ホールアース自然学校(富士宮市)がコラボ企画し、地図読み講習会を12月7日(土)に開催しました。

今回の講師は、当協会ガイドの三上氏。
「やぶ山をこよなく愛する登山ガイド」 三ちゃんの愛称で親しまれています。


地図読み講習会のスタートは机上講習から始まります。 地図読みのコツを三ちゃんから教わります。「尾根のとなりに尾根はない」「沢のとなりに沢はない」地図読みは、「現在地」「先読み」「振り返り」が大事なんです。三ちゃんの資料には、地図読みの極意が記してあります。

地形図を読みながらいよいよ現場実習の始まりです。最初は足がでませんが、だんだん慣れてくるとみな自主的に山の中へ踏み込んでいきます。現在位置の確認をして、進行方向を見定めます。今まで歩いてきた地形と地形図の検証を行い、次の目的地までの標高差や地形、距離などを見極めていきます。

饅頭峠の三角点。みたけ道のルートのひとつでもあります。三角点で東西南北も確認できます。

饅頭峠とは面白い名前です。昔甲斐の国を訪れた弘法大師が峠の茶屋の老婆に饅頭を所望したところ老婆は「これは石だから食べられないよ」と偽った。大師が立ち去った後、ふと石ころをみるとみんな石ころに変わっていたという民話があるそうです。今では、饅頭石もなかなか見つかりません。

地図は「見る」ものではなくて、「読む」ものだと言われています。地図読みは「先き」読み。未来を予測することです。地図が読めるようになると、登山はもっと楽しくなり、地図読みは山登りの新しい世界を広げてくれます!!

読図は大切な登山技術の一つです。しっかり身につけましょう。(三ちゃん)

担当ガイド:大嶽和彦(おおたけ かずひこ)

2019年度主催事業「地図読み講習会」

2019年度主催事業 「地図読み」講習会(11/27)

静岡山岳自然ガイド協会×ホールアース自然学校(富士宮市)がコラボ企画し、地図読み講習会を11月27日(水)に開催しました。
今回の講師は、当協会ガイドの三上氏。「やぶ山をこよなく愛する登山ガイド」三ちゃんの愛称で親しまれています。

地図読み講習会のスタートは机上講習から始まります。 地図読みのコツを三ちゃんから教わります。「尾根のとなりに尾根はない」「沢のとなりに沢はない」!地図読みは、「現在地」「先読み」「振り返り」が大事なんです。

地形図を読みながらいよいよ現場実習の始まりです。最初は足がでませんが、だんだん慣れてくるとみな自主的に山の中へ踏み込んでいきます。

饅頭峠の三角点。みたけ道のルートのひとつでもあります。

饅頭峠とは面白い名前です。昔甲斐の国を訪れた弘法大師が峠の茶屋の老婆に饅頭を所望したところ老婆は「これは石だから食べられないよ」と偽った。大師が立ち去った後、ふと石ころをみるとみんな石ころに変わっていたという民話があるそうです。

地図は「見る」ものではなくて、「読む」ものだと言われています。地図読みは「先き」読み。未来を予測することです。地図が読めるようになると、登山はもっと楽しくなり、地図読みは山登りの新しい世界を広げてくれます!!
地図読みは登山の基本です。皆様には、是非身に着けて頂きたいスキルのひとつです。

担当ガイド:大嶽和彦(おおたけ かずひこ)