SMNGAで年間のガイド研修企画を担当している杉本です。
当会ではほぼ月1回、危急時対応技術、古道・ジオツアー、
自然解説技術、クライミング、安全管理技術、積雪期解説、
積雪期安全管理など様々な内容の研修を企画実施しています。
自然ガイド、登山ガイド、山岳ガイド、クライミングインストラクター
が集う当会ならではの研修内容となっています。
総会翌日に新年度一つ目の研修は「危急時対応技術」
研修に参加会員のリクエストで内容を進めました。
登山中に発生する「靴底が剥がれる」いうトラブルへの対処法を
各自の持ち物で検証。
ゴムチューブで固定
三角巾の使用法や登山中にあり得る怪我や症状への対応を確認。
手首の骨折の固定
足首の捻挫にテーピング
低体温症への対処
ロープやスリングを使ったハーネスやザック搬送のバリエーションを
参加者でシェア。
スリングを使ったハーネス
ザック搬送
斜面で引上げ
ガイド中は十分に安全管理に配慮していますが、突然のトラブルに
対応できるよう研修しています。