2025年1月SMNGA研修 『積雪期の読図』

研修の概要

  • 研修の目的:
    ・ 積雪が十分にある場所での読図とルート取りを実践すること。
  • 開催日時:2025年1月31日(金)
  • 場所:斑尾高原 沼ノ平湿原周辺
  • 参加人数:3名

研修内容

積雪が十分にあるエリアでは登山道、散策路は雪の下に隠れ、どこでも歩ける反面、元の場所や目的地に行けるよう特徴的な地形を見逃さず、常に現在地確認して行動することが求められます
窪地や沢、雪崩地形など危険地帯の把握や回避または注意喚起などを含めた安全に配慮したルート取りも重要になります。
そんな積雪たっぷりの斑尾高原の沼ノ原湿原で雪の中の読図研修を行いました。

沼ノ原湿原を移動

降雪後の沼ノ原湿原は70〜80cmの新雪で、急遽スノーシューからスキーシューに道具変更しても、終始膝〜膝上のラッセルを強いられました。

ラッセルで移動中

特徴的な地形に番号をつけた1/25000地形図を見ながら先頭を交代しつつ順番に番号を巡り、各番号のポイントでは「なぜこの場所か」という理由を共有し、読図力を高め合いました。

読図中
読図中

この冬は久しぶりに雪山登山やスノーシューハイキング、バックカントリースキーが楽しめる積雪量になっています。ガイドと一緒に雪のアクティビティはいかがでしょうか。

投稿者: smnga2006

<NPO静岡山岳自然ガイド協会> 2006年、静岡県に新しい山岳及び自然ガイドの組織として 公益社団法人 日本山岳ガイド協会に認定されました。 私達は、プロのガイド組織として、水準の高いガイドの育成と 野外活動を愛好する方々に、安全で楽しい自然体験を提供して ゆこうと思います。 <当会の目的> この法人は、一般登山者、一般登山希望者に対して、山岳及び自然 ガイドに関する事業を行い、安全で楽しい登山活動と自然体験活動の 普及、発展に寄与する事を目的とする。