2026年7月SMNGA研修 『高山植物研修』

研修の概要

  • 研修の目的:
    ・高山植物の生態を知り、代表的な高山植物を覚えて夏山ガイドに活かす
  • 開催日時:2026年7月13日(月)
  • 場所:乗鞍自然保護センター、三本滝遊歩道
  • 参加人数:8名(講師含む)

研修内容

夏山ガイドの最盛期直前に、ガイドに活かせる高山植物の知識を得て、実際に観察しながら代表的な高山植物を覚えるため、乗鞍岳の畳平周辺で研修をすべく計画をしましたが、荒天に阻まれてしまいました。
代わりに机上にて高山植物の生態を学び、代表的な高山植物の解説ポイントや似ている高山植物の見分けるポイントを学びました

机上で高山植物の生態を学ぶ

高山植物は森林限界を超える厳しい環境で生き抜く術を持った植物。そんな独特の生態を知って高山植物を見ると、「綺麗な花」だけでない花の形や色、育つ場所、どんな虫が寄ってくるのかなど見る視点も変わってきます。そんな視点で見ると解説する幅も広がります。

雪田の代表的な高山植物チングルマ
風衝地の代表的な高山植物コマクサ
ハクサンイチゲの花粉を運ぶハエ
コイワカガミの花粉を運ぶマルハナバチ
小さくなったツツジの仲間アオノツガザクラ

また似たような高山植物も多く、見分けがつきにくい代表的なものの比較を写真を見ながら確認しました。

ミヤマキンバイ
ミヤマダイコンソウ

後半は高山までは行かずとも標高約1800mの亜高山帯の植物を三本滝遊歩道を歩きながら観察しました。
高山帯へのアプローチで見かける植物もたくさんあります
普段は見逃しがちな植物をピックアップし、時に参加者の質問から話題が広がる植物観察になりました。

足元の植物を観察中
イチヤクソウ

現在高山植物のシーズン真っ只中、個々の花の時期は短く、いろいろな種類の花が入れ替わり咲いて登山者の目を楽しませてくれます。
今回の学びが高山植物を興味深くご案内できるような研修になったと思います。