2026年2月SMNGA研修 『ジオ研修』

研修の概要

  • 研修の目的:
    ・伊豆半島の地理的(ジオ)成立を学び、ガイド活動に生かす。
  • 開催日時:2026年2月24日(火)
  • 場所:達磨山、丹那周辺
  • 参加人数:11名

研修内容

2月24日(火) 伊豆半島にてジオの研修を行いました。
今回も昨年に引き続き、伊豆半島ジオガイド協会の加藤健司さんにガイドをお願いいたしました。

まずは修善寺にある伊豆半島ジオパークミュージアム“ジオリア”にて加藤さんから伊豆半島の成り立ち等についての解説を受けました。

伊豆半島はフィリピン海プレートに属しており、100万年前に本州に衝突したのだそう。伊豆半島の南側は海底火山が多いが、北側は陸上火山が多いという事もジオリアの展示を見るとよくわかります。
驚いたことに入館料は無料!とても興味深い内容の展示ばかりで、是非立ち寄っていただきたい施設です。

伊豆半島はもともと海底火山であったという話など含め、天城山の成り立ちについて解説している加藤さん。事前に予約すれば、解説もしてくれるそうです。

ジオリアの後は場所を移動して達磨山へ。達磨山は陸上火山であったことや、昔の火口の様子を海側に見ることができること、下の写真の戸田の町は噴火口の一部である事などを学んだあと、実際に観察してみます。

達磨山の後は丹那断層公園に移動して、1930年に発生した北伊豆地震で断層がずれた様子を観察しました。

なぜ丹那が牛乳で有名なのか、その秘密も思いがけず知ることができました。
最後は火雷神社へ。
こちらも1930年に丹那断層で発生した北伊豆地震(M7.3・震度7)によって、神社の石段と鳥居の間に約1mの横ずれが生じました。
実際に観察に行くとずれているのが分かります。

今回の研修は色々と知りたいことばかりで、少し詰め込み気味になりましたが、伊豆半島の面白さをまた一つ知ることができました。

2024年10月SMNGA研修 『伊豆半島の成り立ち』

研修の概要

  • 研修の目的:
    ・ 伊豆半島の成り立ちやジオについて学ぶ
  • 開催日時:2024年10月30日(水) 10:00~16:00
  • 場所:大室山・城ヶ崎海岸
  • 参加人数:10名

研修内容

10月30日(水)に伊豆半島ジオガイド協会の加藤さんを講師に、大室山や城ケ崎海岸で伊豆半島の成り立ちやジオについて勉強してきました。

伊豆半島は海底火山時代の地層と陸上火山時代の地層に大きくわけられ、伊豆半島にある火山は伊豆東部火山群といわれており、陸上で約60個、海中も合わせると約100個ほどの火山が存在しており、日本では珍しい単成火山だそうです。(日本の火山のほとんどは成層火山)。
伊豆半島にある天城山は海底火山が起きた後、地上でも噴火した2層構造になっているため、あのような標高の高い山なのだそう。

午前中は大室山に登る予定でしたが、ガスのため何も見えなかったので、城ケ崎海岸に移動し大室山が噴火したときの溶岩が流れた後を観察しました。
このように扇状地系になっているものを、溶岩扇状地というそうです。

溶岩扇状地(赤丸部分)

その後に観音浜ポットホールへ移動。直径が約90センチ、数百年程の歳月をかけて塩類風化(タフォニ)によりできた大きな円形の穴を見ました。(中には大きな丸い石があります)

午後からは大室山に移動し、リフトで山頂に行きました。大室山は約4000年前の噴火によりできたそう。山頂から当時どのように溶岩が流れ出たのかを観察しました。午前中に行った城ケ崎の払火山の場所なども確認することができました。上から見ると、全体の様子が分かるので午前中に見たことや学んだことを復習できました。

大室山の山頂より

現在私たちが見ているものは、ものすごい歳月をかけて今の形になっているんだと改めて自然の偉大さを感じさせられました

今回研修に参加した協会のメンバーと講師の加藤さん